腎臓は髪の生育に大きな影響を与えています。
腎機能が低下すると髪の生育や薄毛の回復も困難になることが多い。
また腎臓は「精」を貯蔵する臓器で、細胞の生育や生殖を司る臓器です。腎虚=腎機能が低下することで「いちおう健康だが元気がない」、「精力減退、疲れやすい、集中できない、持続できない」など日常生活にも影響が出てきます。この結果、社会的な競争にも負けてしまうようになるのです。
五臓六腑といわれる内臓は、それぞれ助け合い制御しあってバランスを保つようになっています。なので、治りにくい薄毛は腎機能だけでなく内臓のバランスからチェックする必要があります。
このような状態の薄毛は、薄毛だけを治そうとしても治らないので、「症状、体、心」の3つをチェックして総合的な手当を組み立てていきます。
抜け毛が多い、髪が細くなる、少なくなるといった状態は「結果」です。
その結果にはかならず「原因」があります。しかも複数の原因があるのです。
だから「結果である抜け毛を治そう」とか「薄毛を何とかしたい」とシャンプーを替えたり、育毛剤を選ぶのはマチガイではありませんが「原因」は治せないことになります。
抜け毛が多いとか毛が細くなるのは「現れている症状、結果」です。それにはかならず「原因」があるはずなので、それをチェックする必要があるのです。
現れている結果を改善することを「対症手当」といいます。
これは応急処置としては必要ですが、根本的な解決、「原因」を改善することにはなりません。
だから薄毛の原因の改善には「根本手当」が必要なのです。
心と体はバランスを取り合い生命活動をしています。
しかし、いっぽうのバランスが崩れると、もういっぽうに負担がかかり健康面や「元気」に影響が出てきます。
健康と元気は違い、健康であっても元気が不足している人は多い。特に最近はこの「元気不足が原因」で精神的なストレスを強く感じる人が多くなりました。
心に余裕がなくなり元気が不足して「髪を育てる余裕がなくなった」人が「毛が細くなり薄毛になっていく」のです。なので、薄毛だけの手当をしても根本的な解決にはなりません。
カウンセリングを受け、心と体の問題、心と薄毛の関連性を理解して頂く必要があるのです。
また、専門の施術をしなければ「ただ薄毛の手当」をしてもなかなかよくなりません。
東京や大阪など大都市のビルを見ると「○○マッサージ」とか「癒し」の文字が目につきます。これほどマッサージを必要としている人が多いのに驚かされます。
しかしここで考えて欲しいことがあります。マッサージにより肉体的な疲労やコリは軽減できますが、精神的な疲労やシコリは解決できません。
そうしたマッサージや癒しは「元気のある人が疲れた」場合には有効です。
しかし、精神が疲労してしまった人にはそれほどの効果は得られません。
もつれた心を解きほぐし、気をなだめ、気の疲れを取る施術が必要なのです。
当研究所はストレスの多い薄毛には「気の疲れを取る施術+薄毛の施術」をおこない、心と体の両面からの改善を心がけております。