美容師の平均賃金は23万円。これでいいのでしょうか。
勤務時間的にも肉体的にもハードな美容師の給料が安すぎる感があります。なぜでしょうか。
決してオーナーが安い賃金に押さえているのではありません。儲からないから、売上が上がらないから「出せない」のが現状なのです。
なぜ儲からないのでしょうか。
なぜ売上が上がらないのでしょうか。
その理由は・・・
1.いままでと同じ「客待ち」体制。
2.メニューをこなすだけの技術屋になっている。
3.技術の料金なら安い店に行くのは当たり前。
4.安い料金でも「かかる時間」は同じだから売上は上げられない。
だから専門学校へ行き、国家試験を受け、厳しいインターン時代の安い賃金で過酷な修行を経てきた美容師なのに、給料が頭打ちになり、疲れ果ててやめていく人も多いのが現実なのです。
店側の効率ばかり考えたやり方ではなく、お客様の髪の健康維持のためにどのようなアドバイスをするかの実践勉強が必要。
当方の美容室は、平均の2倍くらいの売上を上げております。
ほとんどの美容室のボーナスは「一時金」程度なのに、最低でも夏・冬各1ヶ月以上、期末には出た利益を期末ボーナスとして配分しています。
そのためには、いままでとおなじ仕事の意識「客を待って、客が来たら希望のメニューを聞いて処理する」技術屋さんでは給料は上げられないしボーナスも期待できません。
もちろん「無理な売上」をしていることはなく、他の美容室との違いは「他の美容室がやらない特殊メニュー」のお客様が遠くから来られています。
つまり「料金を安く」する競争に加わらない「髪の専門店」としてのメニュー客を呼び入れている美容室なのです。
評価は「専門家ではないお客様」がするので、無言の施術ではお客様にしていることが伝わらない。伝わらないから「他店と同じ」と評価されるし、低料金店へお客様が移っていく。
カットやカラーの技術に熟練した美容師や理容師よりも「髪の専門家」としてお客様に信頼される仕事をしたいという美容師さんや理容師さんの参加を熱望しています。
おなじ働くなら髪の技術屋さんとしての美容師ではなく、髪の専門家としてあらゆる髪の悩みや相談に答える美容師として信頼される美容師でありたい。
もちろん全国平均の年収よりも、もっと上の報酬、働きに見合うだけの給料が約束される職場でありたい。
いまの収入もたいせつですが、全国平均が示すように「一定の額から上がらない給料」ではなく、時間的にも肉体的にもハードな職業に比例した報酬が得られる、将来が明るい展望の職場にしたいと考え、それに向かつて皆が努力しています。
かんたん、いままでどおり、らくな勤務で給料のみが高い職場なんてあり得ません。
周りの美容室を飛び越えて来てもらうためのノウハウを真剣に勉強してます。
将来は「こじんまりしたきれいな美容室を持つのが夢」という美容師さんは多いが、現実は経営困難を訴える美容師さんは多い。
既存の美容室と競争するための条件は「技術」の優劣ではありません。近くで便利、価格も手ごろが競争の基準になり、昔のように「店を開いて技術さえ確かなら」経営ができた時代とは違うのです。
「周りの美容室を飛び越してじぶんの店に来てくれる」ようにするには技術ではなく「他店にはないメニューやノウハウ」を勉強することにあります。
当方にはそうした独立を目指す美容師さんや理容師さんだけでなく、美容室の経営者が勉強に来られます。
将来は独立したいという美容師さんや理容師さんで、1~2年ほど勤務してみたいと言われる方を歓迎しています。
将来独立開店を目指しているかたは、ぜひ勉強のためにも参加して欲しい。
関心のある方は下記のアドレスにメールを下さい。
地方からの参加者も歓迎します。
じぶんの将来のために投資する、お客様はメニューをそつなくこなす技術者を求めているのではなく、自分の髪をきれいにたもつための方法をアドバイスしてくれる髪の専門家を求めています。