薄毛の人口は増え続けているのに、そうしたお客様になんのアプローチもしないで、ただお客様にいわれたメニューをこなすだけの理・美容室は「じり貧店舗」といわれています。
人口が減り、低料金店が増え、スタッフの求人が難しく賃金が高騰しているのが現状。その中で、ただお客様がくるのを待ち、いわれたメニューをこなすだけの理・美容室はますます経営困難になっていくと予測されています。
夫婦で経営していたけど夫は外で働いている、店は休業して低料金店で働いている、スタッフが居なくなり次第に活気がなくなっている。理・美容界ではこうした話しをよく聞きます。
この状態で景気がよくなっても経営が回復することはありません。なぜなら景気がよくなったからお酒を飲もうとかおいしいものを食べようという人はいても、「景気がよくなったから散髪の回数を多くしよう」などと思う人はほとんどいないでしょう。
イスの数は多いのにスタッフが少ない。なんとなく停滞感や寂れた感じのある美容室。
そんな雰囲気の店で、夢のある話はできないし、お客様も癒し感は得られません。
活気、動きのある美容室にするためのノウハウが必要です。
1人の売上が月に60万円を下回ってきた現在、300万円以上も売り上げている店があります。どんなノウハウを持っているのでしょうか。
1店舗で5,060円のシャンプーを1000本以上も販売した店舗があります。どんなノウハウを持っているのでしょうか。
これらの店のお客様が裕福でなんでも聞いてくれることもないし、スタッフが特別カリスマ的だとかお客様を説得するのがうまいということもありません。
つまり、ここの店、ここのスタッフがやっていることは「理・美容師なら誰でもできる」ことなのです。
「やらないための理屈」を考えてやらない経営者が多い。
成功者ほど「失敗も多くしている」のです。そして失敗を反省し分析して成功に到達しています。
昔は「店を開ければお客様が来て、客待ちのベンチには数人のお客様が座っておられました。閉店後もお客様がいらっしゃるので夜遅くまで仕事をしていました。
その毎日を繰り返した結果として経営が成り立ち、利益が確保できていました。さらに、正月になれば一斉に料金も上げられました。
つまり、技術料だけで経営ができていた時代もあったのです。そのため「しゃべらなくても技術が確か」な理・美容師が生まれ、その風習が続けられています。
しかし、人口が減っているうえに来店回数が減り、その上に同業者や低料金店が増えてきました。少ないお客様を奪い合っている現状では技術料だけでは経営は成り立たちません。
客数が少なくなっているのに技術料だけの売上でやっていけるはずがありません。
なのに「根本的なスタイルを変えようとしない理・美容室」がほとんどです。
社会の構造や人間の心理や行動が変化しています。しかし、いままでどおり「お客様が来られるのを待つ」美容室ではじり貧になるのは当たり前です。それを不況や低料金店のせいなどにしても解決にはなりません。
無料セミナーではヒントくらいは話してくれます。
しかし、金もうけの話を無料で教えてくれる人なんてほとんどいません。
大切なお金を投資してまで勉強しようとするから真剣になりますし、元を取り返そうと真剣になるのです。
不安材料や失敗する要因を挙げればいくらでも出てきます。
だからしない人と、それらをクリアしてやる人の差ははっきりと出てきます。消極的で逃げている美容室にお客様が増えるはずがありません。
逆に考えれば「お金を出してまで勉強しよう」とする人が少ないから、お金を出して勉強し、それを実践すれば成功するのです。
いままでの自分、いままでとおなじ技術者意識、いままでとおなじ接客、いままでとおなじ経営では「いままでとおなじ結果」にしかなりません。
まず「技術者意識」を「経営者意識」に切り替えます。
どうすればお客様に喜んでもらえるか、来店回数を多くすることができるか、客単価を上げることができるか、など「お客様の気持ちになって店のあり方やメニュー」を考え直すことからはじめます。
この意識改革ができるかどうかが「勝ち組」になれるか「負け組」のままかを分けます。
夢のような商品があり、簡単な説明でよく売れ、利益もいい商品なんてありません。あっても「少ししか売らない美容室」だけにそんな商品を売り込むメーカーなどありません。
経済の原理=よく売る店にはよく売れる商品が集まり、勝者はますます勝てる確率は増えていくのです。
メーカーが持ってくる新しい商品や器具を導入したり、新しいカラーの技術を導入すれば、と希望的な予測をしがちですが、こんなことで売上が大きく伸びることなどはありません。
じぶんの店で「何人のお客様が新しい商品を買ってくれるか」「何人のお客様が新しいカラーを希望してくれるか」は、想像がつくはずです。
ただAの技術をBに替えるだけで、お客様が増えるのではありません。
こんな枝葉の「一部改訂」をしても売上%を大きく伸ばすことなどできません。
表題に書いた「シャンプーを1000本」というのは、シャンプーを売るノウハウを勉強したのではありません。薄毛・細毛にならない、お客様を薄毛・細毛にしない勉強をし、それをお客様にアピールし実践した結果なのです。
シャンプーを売るだけの知識やノウハウの勉強なら、おそらく100本も売れなかったはずです。スタッフも「このシャンプーは売れない、リピートがない」と、シャンプーを悪者にしていたはずです。
休みの日を利用して「1日集中ゼミ」に参加する人が増えています。
理・美容室の休日の月曜日か火曜日の「朝10時から5時」までの集中ゼミで、現在経営している店舗の内容と希望する課目を話し合い、そのために必要なノウハウと実技を勉強する。
つまり帰って明日から実践し成果を上げられる勉強をするのだ。
受講料は1人33,000円 同伴者は16,500円(税込 10%)
これは「教材費」で、それを店頭で活用したり販売することで受講料はペイすることができる。
(実践すれば成果”売上”につながる勉強をする)
申込みはメールでおこなう。
塾形式で1人から真剣ゼミを開催しているので、希望する日時をお知らせ下さい。
周りの美容室と競争して勝つ、他店からお客様が移ってくる店にするための勉強、成果の上がる勉強をする必要があります。
子供が親の店を継いでもいいと考えてくれるような「繁栄している店」「将来有望な店」でありたいものですね。